
「形見メソッド」「ご先祖カルテ」考案者
ご先祖セラピー提唱者
大塚佳織(KAORI)
受け継いだものを知り、
ここからの人生を、自分で選び直す。
芸能活動や銀座クラブ勤務を経て、不動産投資、事業運営など、異なる世界でさまざまな人の生き方に触れてきました。
その後、16年以上にわたり1,000人以上の人生相談に携わり、家族関係、仕事、お金、健康、生き方など、一人ひとりが抱える悩みと向き合ってきました。
そこで何度も感じてきたのは、人の生き方は、その人一人だけを見ていても、わからないことがある
ということです。
家族のなかで当たり前だったこと。働くことや、お金との付き合い方。
人に頼ること。弱音を吐くこと。誰かを支えること。
私たちは、何もないところから、自分の生き方をつくっているわけではありません。
自分がどこから来たのか。その前に、どんな人たちが生きていたのか。
そこまで少し視野を広げてみることで、自分の性格だと思っていたものや、無意識に引き受けてきた役割を、別の角度から見つめられることがあります。
ご先祖を、人生の原因にはしない
私が提唱している「ご先祖セラピー」は、ご先祖を神秘的な存在として見上げるためのものではありません。「今の悩みは、ご先祖が原因です」と決めつけるものでも、ご先祖から人生の答えをもらうものでもありません。
名前。写真。土地。仕事。家族に残っている記憶。そして、一つの形見。
そうした具体的な手がかりから、ご先祖を、迷い、失敗し、誰かを傷つけ、誰かに助けられながら、一つの時代を生きた「一人の人間」として見つめていきます。
そのうえで、私は、何を受け取ってきたのだろう。何を、ここで終えていいのだろう。
何を、自分なりに育て直して、未来へ手渡したいのだろう。
と、自分自身に問い直していきます。
私は、この営みを「ご先祖セラピー」と呼んでいます。
一人のご先祖と、一つの形見から
自分のルーツを見つめるために、最初から家系のすべてを調べる必要はありません。
始まりは、もっと小さく、手に取れるところにあります。
一人のご先祖。一つの形見。
一枚の写真でもいい。一本の時計でもいい。
手紙、着物、仕事道具、家族から聞いた話、記憶に残っている一つの言葉でもかまいません。
そこから、その人がどんな人生を生き、何を大切にしていたのかを見つめていく。
そして、形あるものの奥に残っている、願い、誇り、痛み、生き方へと視線を広げていく。
私は、この方法を「形見メソッド」としてまとめています。
また「ご先祖カルテ」では、家系のなかで繰り返されてきた役割や生き方の傾向を整理し、それらと、今を生きる自分自身の選択とを分けて見つめていきます。
過去を切り離さない。すべてを背負わない。
私が目指しているのは、過去を切り離すことではありません。
だからといって、受け継いだものを、すべて背負い続けることでもありません。
大切にしたいものは、受け継ぐ。
もう必要のないものは、自分のところで終える。
そして、そのままではなく、自分なりの形へ育て直して、未来へ手渡していく。
受け継いだものに一つずつ居場所を与えながら、
「私は、ここからどう生きたいのだろう」と、自分自身に問い直していく。
その問いに答えるのは、ご先祖ではありません。
今を生きている、自分です。
ルーツと深くつながるほど、人生は自由になる。
この考えのもと、現在、執筆、講演、個人相談を通して活動しています。
書籍『ご先祖セラピー』では、これまでの経験と思想、そして一人のご先祖と一つの形見から始める実践法を、一冊にまとめています。
私が「ご先祖セラピー」にたどり着くまで
なぜ、私がご先祖や形見を見つめるようになったのか。
芸能、銀座、仕事、家や土地、家族から託されたもの。
さまざまな経験のなかで、何を考え、どのように現在の「ご先祖セラピー」という考えにたどり着いたのか。その物語は、Storyページにまとめています。
かお、ありがとう。
本当にありがとう。