おおかみさん、おおかみさん。

おはなししましょう

「どうして大切なものは

一つじゃないんだろう」

「心の拠り所なんじゃない」

モウヒトツフヤシマショウ

「漠然とした思いは、プレッシャーを掛けずに。

そのまま自分の中で熟成するのを待ってあげるのがいい。」

GOOD BYEは、もともと

「God be with ye」からきていて

「神があなたと共にありますように」  

という意味なんだって。

「なんでいなくなったの」

「お互いに愛をしるためさ」

The ability to be alone is the condition

for the ability to love.

僕らの住む世界は、あなたにとって、まだ誰の足跡もない、雪の舞い降りた湖のように澄み切っているかと思えば、何度も読み返した絵本のような懐かしさを感じる場所であり、また時には、初めてバターケーキを食べたときの感動にも似てる。そんな気持ちになる世界だろう。

運命を愛する人は許されている「OVER flowing LOVE」

ここに書かれているのは、ただ「運命はいつだってあなたを愛している」

ということ。ただ、それだけ。

実際、運命というものは、生きとし生けるものの、
すべてのありようを過不足なく描き出した「愛の叡智」。

愛のために運命はあるため、
愛のない運命物語などは描かれることはない。

だからね、笑顔じゃなくても、イライラしてても、疲れてても。

どんなあなたでも逢いたい。そんな、わたしがいるよ。

いつも、いつも、わたしはあなたの幸せを願います。

道を案内する人がいつもあなたの前に現れますように。

やわらかな風がいつもあなたを包み込むますように。

あたたかな太陽がいつもあなたの心に暖かい光を届けますように。

眠れない夜はいつも月が寄り添ってあなたの話をきいてくれますように。

優しい雨がいつもあなたの涙を流しますように。

なんにも考えたくないときはわたしがそばにいたいと思っても、いいかな。

たとえみんなの羽が真っ白で、あなただけの羽が真っ黒だとしても。
わたしはその黒の深さに見惚れてしまう。

気づいたらわたしも黒に染まる。
そうしたら、ずっといっしょに遠くまで。

さみしくないね。

いつだって、そのまま。
あなたはあなたのままでいてほしい。

To me, you’re perfect…

「DESTINY BLOOD」

全てのことに意味があるなら、運命を愛せない時間は

運命を想っていた時間だと思うの。

運命を愛そうとしなくたって、運命はいつだって愛してるから。

根拠なんて無いけど。
いつかふとした時に、わかると思う。

「愛する人は許されてる」

This is ORIGIN

「だいすきだからね。ずっと。安心してね」

1wolf→2wolves

僕たちの中に流れている色も音も、君たちと一緒なんだって知ったのは

そんなに遠くない真っ白な日。

あまりにも真っ白な世界だから、嘘じゃない本当のことが
ひとつだけ映った。

それでじゅうぶん。

「だいすきだからね。ずっと。安心してね」

1wolf→2wolves

「おおかみさん、おおかみさん。

なんであなたはひとりぼっちでいるの?」

「俺のことを怖がるから」

「なんで?」

「俺のするどい牙と爪で

だれかを傷つけないようにさ」

「どうして? 」

「俺が傷つけようとしなくても

相手が傷ついてしまうから」

「んー。きばもつめもとがってるかな?

まんまるだよ?」

あなたのご先祖さまが、おばあさんをたべたのは

物語の中でのお話で。

ほんとかうそかなんて、わからないけど。

「あなたはあなただよ?」

ひとりでいたいって叫びながら

だれかを求めてる

近づくほどに遠くに感じて

護りたいっていいながら本当はだれよりも臆病で

矛盾だらけの自由に手を伸ばす

偉大な誰かさんが語り継いできたすべての法則が

あなたには当てはまらないかもしれない。

だからこそわたしたちは

知恵というものを授かったんだろうね。

一人だけの誓いを

抱きしめて一人でいるのもいいけれど

いつだって絆は繋がってる。




見つけた答えはカタチをかえて戸惑うこともあるけれど

その度に新しいカタチを創ればいいんだ。

わたしたちに制限なんてないのだから。

よるが怖ければおひさまを書いて朝にしよう

あさが怖ければおつきさまを書いて夜にしよう

あめの日はあおい傘をひろげてうたおう。


欠けているビスケットはねずみさんがかじったから

ねずみさんはお腹がいっぱいで、いまごろ、眠っているよ。

わたしのポケットをたたいても、ビスケットは増えないから

おひさまのかおりがするあまくておいしいビスケットを

よるにあなたにとどけにいくね。

いっしょに、たべよう。


風に泳ぐ葉っぱたちを見るとね、クレヨンがしまってある箱を思い出すんだ。

一番背が高いのは、むらさきいろのクレヨンでね。

一番背が低いのは、あかいろのクレヨン。むらさきいろはママが好きだから、

とっておいてあげてるの。あかいろはね、ハートやリボン、バラをたくさん書いてたら、小さくなったんだ。

「ママは、いつになったら帰ってくるのかな。」

またあの夢を見た。「今日は水曜日」

リアムは、ほほを冷やす雫を、枕に押し付けて、ベッドから立ち上がる。

「過去の記憶が急によみがえって、苦しくなるんだよな。そんな大した内容じゃないのにさ。思い出す時の苦しさったら無いな。そんな時は、石鹸のにおいを嗅ぐと忘れるさ。いい女のにおいって感じだから」

先週の火曜日にクレールが急に口にした言葉が、あちらからやってきた。シャワーを浴びながら石鹸を見つめると、その先に、小さな男の子がたっていて、僕にこうつぶやいた。

「まんまるおばさんに、似てるからきらいなんだ。白くてまるくて、何にもみえない。目に入ると痛いし、傷口にしみるから」

そう悲しげにつぶやくと、わざと咳ばらいをした。

「まんまるおばさんは、たくさんいるんだよ、あそこにも、ここにも」

また咳払いしながら、次の瞬間消えた。

その子の言葉につられたようにリアムの喉からこみ上げた。

「僕もきらいだな、まんまるが。」

「おいしくなかった?」エマの蒼い瞳に見つめられる度に、全てお見通しなんだと思う。

「いや、ちょっと考えごと。」彼女は微笑んで、温かいコーヒーを淹れてくれた。

この朝のひと時が、僕にとって何よりもかけがえのない。

彼女のエマは図書館で働いていて、僕にコーヒーを注いだ後、出掛けていく。

これはもう、4年間変わらない、朝の流れだった。

けれど、この日は何か様子が変わっていた。エマはコーヒーを淹れた後も変わらずに、椅子に座り、どこか遠くを眺めていた。

「もうね、ここにはいられないかもしれないの」
コーヒーの湯気が止まってみえた。

今日は水曜日。僕はその言葉をなぞりながら、聞き返した。

「ここには、いられない?」

「ええ、彼らが動き始めたの。もう、時期に、きっと私たちのところにも来るわ。」

彼女が琥珀色に輝く四角の箱を見せる。その中で生き生きとしているはずの百合の花に、霜が覆いかけていたのだ。僕たちのように、真っ白な霜。

僕らの住む世界は、あなたにとって、まだ誰の足跡もない、雪の舞い降りた湖のように澄み切っているかと思えば、何度も読み返した絵本のような懐かしさを感じる場所であり、また時には、初めてバターケーキを食べたときの感動にも似てる。そんな気持ちになる世界だろう。

僕らは、君たちと同じ、すがた、かたちをしているけれど、少し違うことがある。僕らのひいひいひいひいひい、そのまたひいひいひい、それよりもはるかとおくのおじいさんおばあさんのまた、おじいさんおばあさんは、君たちの世界で呼ばれる、「おおかみ」なんだ。

おおかみというと、どんな生き物を思い浮かべるのだろうか。

書きたくなる。

意図せず運命で忙しくなってしまう日々が続いて、打ち合わせが多くて、頭がぐるぐる止まらなくなるから、カク。情報を遮断して、自分の内側に潜ってひたすらカク。

カケないけど、机に座って、鉛筆を持って、紙を見つめる。

自分が誰かすらも忘れる。性別もどうやって生きてきて、どう生きたいかも忘れる。

獅子座の月が満ちるときはいつもこうな気がする。

「今日は何曜日?」

続きのお話はこちらからhttps://mail.os7.biz/add/pCGK

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