ご先祖と一緒に過ごす時間がさらに有意義なものになりますようご先祖セラピー暦便りをお届けします。
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ご先祖セラピーとは、ご先祖を癒すことで「いのちの器」を整えていく営みです。
いのちの器とは、心や感情、祈りを受けとめる入れもの。
私たちは、生まれたときからこの器を持ち、ご先祖から受け継いだ記憶や想いと共に生きています。
語られなかった想いや、癒されぬままの感情は、器の底に静かに積もり、気づかない間に人生の選択や人間関係に影響を与えます。
ときに、自分のものではない痛みや迷いを背負い、「なぜかうまくいかない」感覚として現れることもあります。
ご先祖と向き合い、未完の祈りに耳を澄ますことで、いのちの器は整い、受け取る力がひらいていきます。
すると、不思議なくらい人間関係がやわらぎ、選択が軽くなり、思いがけないサポートが流れ込んでくることがあります。
それは偶然ではなく、器が整ったことで訪れる必然なのです。
ご先祖セラピー暦は、いのちの器の一年の巡りを季節と重ね、24の節に分けた大塚佳織独自のカレンダーです。
二十四節気のように、自然の変化に寄り添いながら、器の状態にもゆるやかな周期があると考えます。
その周期に合わせて、節ごとにテーマとなる「ことば」と、日々できる「ご先祖とすること」をご用意しました。
ことばは、今のあなたとご先祖をつなぐ詩のような手紙。
「ご先祖とすること」は、日々の暮らしの中で無理なくできる小さな行いです。
書き出す、立ち寄る、想像する。ほんの数分でも、ご先祖と過ごすひとときが器を静かに整えていきます。
使い方は簡単です。
その節のテーマを読み、「ご先祖とすること」を毎日、またはできる日に試してみてください。
ご先祖を思い出すきっかけや、心の中の揺らぎを見つけるきっかけとしてお使いいただけます。
産土旅(うぶすなたび)やご先祖カルテ、21日詣りなど、他のご先祖セラピーの取り組みと組み合わせても構いません。
一年を通して24通の「便り」を受け取るように、節を重ねていくと、器は少しずつ澄み、広がっていきます。
そして、受け継いできた記憶と、いまのあなたの想いが、器の中でひとつに混ざり合っていきます。
この暦は、ただ読むだけではなく、ご先祖と「すること」からはじまります。
声に出して名前を呼ぶ、昔の写真を手に取る、通った道を歩く。
そんな小さな行いが、あなたとご先祖のいのちの器を少しずつ整えていきます。
ご先祖セラピー暦便りは、そのための24通の便りです。
季節の風が変わるたび、いのちの器もまた静かに形を変えていきます。
その変化を見つめ、受けとめ、やさしく育てていく。そんな時間を、この暦とともに過ごしていただけたら嬉しく思います。

サンプル
🍂 立秋 – 穂揺(ほゆらぎ)
期間:8/7〜8/22(処暑 – 恩彩の前日まで)
まだ暑さは残るけれど、
風の音や空の色が少しやわらかくなってきます。
「穂揺(ほゆらぎ)」は、これまで育ててきたことが
形になりはじめるとき。
けれど、その実りはまだ柔らかく、
人の言葉や出来事、自分の迷いに揺らぎやすい時期です。
揺れるのは悪いことではありません。
固まりきっていないからこそ、
これからの形が、自分に合うように育っていきます。
この時期の「ご先祖とすること」
- 今日「ちょっと揺れたな」と感じた出来事をひとつ書く。
- その出来事を、ご先祖ならどう受けとめたか想像してみる。
想像できなければ、別の時代や物語の人物でもOK。 - 期間の終わりに書き溜めを振り返り、
揺らぎ方や受けとめ方の変化を感じる。
産土旅をするなら
道すがら「今の揺れ」と似た空気や景色を感じたら、
その場でメモを。
ご先祖カルテを書くなら
家族や家系の中で迷っていた人、
揺れていた出来事をひとつ書き足す。
21日詣りをするなら
心が落ち着く場所をひとつ決め、同じ時間に通う。
長くいなくても大丈夫。
「今日も揺れながら育っています」と心で伝える。
ご先祖セラピー暦便りについてもっと詳しく知りたい方はこちらから
