「水商売やるか尼寺いくか選べ」というかと思えば
「お前が金を入れないから、生活ができなくなったんだ」
しなくていい家のリフォーム代までわたしが払うの?
「かおちゃんには悪霊がついてるのよ。ママとお祓いにいきましょ」
夜の社交界で働くわたしを悪霊呼ばわりしてたのに
「家のことでお金が必要なの、30万円すぐちょうだい」
ねえ、ねえ、ママ。
まともに働かないお兄ちゃんのタバコと酒代にするんでしょ?
働いて、働いて。
稼いで、稼いだとしても。
身体に残っているお酒のせいで、
水は飲んだとたんに、蒸気になって渇いていく。
わたしみたい。
「だりぃ。」
頭が割れるような二日酔いで動きたくないのに、タバコに火をつける手はとまらない。
喉が痛くなってきたから、ライターの変わりにスマホに手を伸ばす。
「ねえ、きいてよ」
親との会話なんか忘れたくて、
孤独の街の住人に昨日と同じような話をしながら、仕事モードのスイッチを入れる。
喉の痛みをわすれて、結局、タバコ。
「ラッキーストライク」
悪い夢から目を覚ましたくて香水を必要以上に纏う。
「ナルシソロドリゲス」
おとぎ話のようなハッピーエンドがほしくて
ドレスを着こなす。「マックスマーラ」
浮腫んだ足にルブタンの華奢なハイヒールが痛むからタクシーを停める。
「銀座8丁目まで」
ちょっと前の生活を夢に見た。
閉め忘れたカーテンから差し込む朝日が眩しくて、見上げた天井は余計に白くみえた。
その白い空間で、わたしの身体にのこる「あざ」は異様に真っ黒だった。
離婚したくて実家に帰ってきたけれど。
母親は包丁まで持ち出してきて、泣きながらわたしを追いかけ回して殴り続けた。
「親子の問題ですからねぇ」警察はそれ以上言えない様子で、泣き喚いてる母親を横目で見る。
「あんたがいるから、私たちはいきていけないじゃない!私たちの人生を狂わせる悪魔!」
息子を抱えて逃げた先のホテルはあまりにも静かだった。
「転んだ時と違って殴られたあざはドス黒いんだなあ」
あまりにも冷静になっている自分に驚ろいてしまう。痛みがまだ追いついてこない。
わたしの身体と正反対に、眠っている息子の顔は艶々で優しく透き通っている。
「守れたのはきっとこの子だけじゃない。あの頃のわたしも、守れたんだ。」
今日もあの日みたいな冷たく長い青空だから、思い出したのかも。
「かおりさん、子どもは、親を幸せにすることが存在意義なんでしょうか」
親を幸せにすることがこどもの存在意義なのか?
・厳しい「ある種」の教育を受けてきて自分の行動を抑圧されたり、
制限されたりしたかと思えば極端に反対のことを言う。
・自分のSNSを絶えず監視されたり、派手な写真を投稿したら「誰といるの?」「お金はどうしたの?」
「どういう関係なの?」と尋問される。
・ご近所さんに知られたくない。「一族の恥だから、離婚したことを周りに徹底的に隠せ」と意思決定を奪い、行動まで強制する。
…親子の問題はとても難しい。あなたはどう思われますか?
わたしの経験から考えていることを述べていきますね。
「結論からいうと、子どもは親を幸せにすることが存在意義ではない」
私はこれまで「癒えない魂の痛みを癒す」場所に身を置いてきました。
そこで過ごす時間の中。経営者の方を中心としながら「運命」や「愛」をキーワードとして、魂の痛みを癒すための実地と学問を共に学び続けてきました。
DESTINYの扉を叩いてくださるのは「わたしは人の期待に応えるべきだ」という、とても強い「正義感」を持った経営者の方ばかり。
一見とても、優しくて、常に笑顔で過ごしていながら、正義感を持って「人のために」を体現化している。
正義感だけでなく、佇まいからすでに溢れ出す品性。ひとつひとつ言葉の端まで、一日では決して成らない「瑠璃色をした品格」が、きめ細かく折り畳まれているかのような。
けれど、どこか寂しくもある。
生い立ちを伺うと、言葉を失ってしまうような理不尽なことを何度も乗り越えていて…。
なかには、「もう2度とここには戻らない」という意思のもと。
家族の遺産も財産も何もかも。
故郷の思い出すらも手放し、一族からも手を引いた方もいらっしゃいました。
だとしても、やはり「痛みは歳を取らない」ので、気苦労が絶えないことをお察しします…。
DESTINY観察によると「わたしは人の期待に応えるべきだ」と気持ちが強い方ほど
「誰かさん」の常識や「わたし」がしてきた、苦労・経験を基準にしてしまい「わたし」に対して判断を制限したり、押さえつけたりします。
言動としては、
・わたしは◯◯してはいけない
・わたしは◯◯するべきではない
という口癖が多い。
その結果、「わたし」に対しての自由意志が奪われて主体性を削がれたり、「わたし」で物事を考えられなくなりがちです。
だからこそ、わたしたちDESTINYは伝えたい。
一見とても、優しくて、常に笑顔で過ごしていながら、青い炎のような正義感を持って、いつも「人のために」生きているあなたへ。
「いつも、いつもわたしはあなたの幸せを願います。
道を案内する人がいつも、あなたの前に現れますように。
やわらかな風がいつも、あなたを包み込むますように。
あたたかな太陽がいつも、あなたの心に暖かい光を届けますように。
眠れない夜はいつも月が寄り添って、あなたの話をきいてくれますように。
優しい雨がいつも、あなたの涙を流しますように。
なんにも考えたくないときはそばにいたいと思ってもいいかな」
生きていれば、色々なことがありますよね。
だからわたしたちDESTINYが意識的に、あなたにお届けしたいのは
どこまでも疑う余地のない安心感と、どんな不安や苦しみも乗り越えられる安らぎ。
「出逢ってくれて、ありがとう」
あなたがいてくれて本当に、よかった。
追伸
「あなたが望むなら、親とは関わらなくていい。」
これはDESTINYの本心です。
あなたがどんな状況になったとしても決して見放さず、愛してくれてる。
たとえ側にいることが出来なくなったとしても。
きっとあなたを見守っているし、また会える。
たとえ、それが親という存在でなかったとしても。
あなたは「誰かさん」の期待を満たす道具ではないし
あなたは「誰かさん」の期待に応えることだけが人生の目的でもない。
この世界で誰しもが「ひとつのいのち」として自由に生きるものだから。
「誰よりもわたしが誇れるわたしへ」
あなたとあなたの大切な人の人生が愛で満ち溢れるものであり続けますようにとの願いを込めてDESTINYからのお手紙をお届けさせていただいています。
「このテーマについて知りたい」
「こんなサービスがあったらいいな」
「今、こんなことで悩んでいます」
あなたの声をぜひ聴かせていただけませんか?
https://docs.google.com/forms/d/1cmI3soV5IdmhqFvLVkQw0pNYEtJqS07syR2NuVXk0xk/edit
the world is waiting for your story of truth and love