午前2時36分。

いつもより早めに眠りについたから、こんな時間に目がさめてしまったのかな。

...いや、きっと。

このお手数を書くために起こされたのだと思うの。

「幸福な人生に直結する素敵なスピリチュアルを届ける」その信念の名のもとに生きている以上、あの出来事を書かなければならない時がきたんだろうな。

いつものお手紙は余韻を楽しみながら書くのだけれど、このお手紙においては、心が走りたがっている「今この瞬間」の気持ちや感覚のままお届けします。


今しか書けないものだろうから。



「愛に満ちた人生を。素敵な女性になってね。」

17歳、某有名企業のCM撮影を終えて、先方の社長から手渡されたのは「ESTEE LAUDER」の金色のリップと、一冊の赤と桃色の間の色をした本。その本の名は「GOOD LUCK」(アレックス・ロビラ、

フェルナンド・トリアス・デ・ベス著)

スタジオの照明のせいなのか。

表紙が艶やかに見えて、不思議な感覚があったのを今でも覚えています。

当時のわたしは悩んでいました

周囲から求められている「わたし」と「わたし」が求めている「わたし」。

いつも2人のわたしが衝突し、その摩擦により前進することが困難な状況…。

というのも…わたしが芸能の世界にはいった理由は「仕返し」だったから。

中学2年生の頃、親友から裏切られ、ある一定の人物から「執拗以上に」心無い言葉で責め立てられた経験があります。

「いつ、死ぬの?」

「さっさと死ねば良いのに」

「気持ち悪い」

家に帰れば、家族や親戚は仕事のことをはじめとした、わたしにはよくわからない世界のことを

言い争っていて、相談することも出来ず。

どこにいても、常に根拠のない罵詈雑言を浴びているかのような…。
心が安らぐことはありませんでした。

その時間が孕む「こんな場所は嫌だ」という想いと「見返してやりたい」という鋭い反骨心が交差した時に目にしたのは芸能事務所のオーディション。

以前からスカウトを受けていたこともあったので、興味もあり応募をしました。

まとわりつく「偽物」

大きな事務所という事もあり立て続けに仕事が舞い込んできて、2000人が応募したティーン紙のグランプリにも選ばれました。

「すごいね」

「雑誌かったよ」

「ドラマみたよ」

順風満帆な芸能生活のおかげで自分の居場所や、見返したいという欲求はみたされていくのに。
カメラの前に立つたびに、テレビや雑誌で自分を見るたびに。削られていく、何か。

風向きが変わったように周囲の態度は変わった実態を目撃し、体感してしまったわたしは「斜に構えて」世間見下すような術を身につけてしまった。

今ならわかりますが、それは「偽物」「罪悪感」が常に「首から上」を支配していたことが理由の一つなのかもなのしれません。

周囲から求められている「わたし」と「わたし」が求めている「わたし」を

見ないように、隠しながら眠るように生きる日々が続いていました。

その矢先に、決まったCM撮影。そして出逢った「GOOD LUCK」

ぺらぺらとページをめくったわたしの目に止まったのは

「なにか新しいものを手にするには自らしなくてはならぬ。土のせいで育たぬのだから、を替えることだ。」

この言葉が目に留まり、わたしはほどなくして仕事を辞めました。

周囲は一生懸命引き留めてくれましたし

家族も「本当にそれでいいのか」そう何度も聞いてくれましたが、わたしの気持ちは変わりませんでした。わたしはただ、「土を替えたくて」仕方なかったのです。

….時は流れて、現在に至ります。

「出発点の気持ちや感覚が広がる」

この法則が腑に落ちた今だからこそわかるのですがあの頃、華やかな世界で経験を積み重ねていくたびに「喜び」「情熱」というものではなく「怒り」「復讐心」が増えていたのです。

だからと言って、芸能の世界で過ごせた時間を無駄だとか、嫌な思い出だとか思ったことは一度もありません。

スポットライトを浴びる人たちのマインドセット。それを支える人のたちの立ち振る舞いやひとつを創り上げる喜び。


あの時代でしか得ることができなかった宝物たちが、今もわたしの中にいきづいているからこそ。
わたしは今、こうしてあなたにお伝えできています。

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不満、劣等感、怒り

ネガティブな感情であっても、

大いなる気付き、自信、自由

ポジティブな感情に転換して

上手に活用できたならば、

恐れは建設的な創造力に繋がる。

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生きていれば色々なことがありますよね。
目の前に現れた問題や課題、そこから枝分かれするかのように連なって抱える、将来に対しての不安や恐れ。

自分のチカラで問題や課題に向き合って答えに辿り着くことはとても重要!…と言うのはわかってはいるけれど。誰かに相談したい時だってありますよね。


内容によってはなかなかできない…こともあるでしょう。
そんな時は、図書館や本屋さんに行ってみてください。「運命の一冊」との出逢いは人生に強烈な喜びを生んでくれますよ。

「GOOD LUCK」

追伸

このお手紙を書くことは1時間もかかりませんでした。

でも、この内容を伝えるには16年の月日がかかりました。

ある人は「たった1時間か」と思うかもしれないしある人は

「16年もかかったのか」と思うかもしれない。

前者は運命から愛されているのを待つ人。

後者は運命を愛することの素晴らしさを知っている人。

あなたとあなたの大切な人の人生が愛で満ち溢れるものであり続けますようにとの願いを込めてDESTINYからのお手紙をお届けさせていただいています。

「このテーマについて知りたい」
「こんなサービスがあったらいいな」
「今、こんなことで悩んでいます」

あなたの声をぜひ聴かせていただけませんか?

https://docs.google.com/forms/d/1cmI3soV5IdmhqFvLVkQw0pNYEtJqS07syR2NuVXk0xk/edit

One Reply to “人生に強烈な喜びを生む「運命の一冊」との出逢い”

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